カンナ1

ＨＰ開設の御挨拶

自己紹介

主題名別の目次　（年月日順）

花木名別の目次

トップページ

HP編集略号canna1.htm

和名：花カンナ

英語名：Canna

タイ名：トン・プッタラクサー

改編：2016年6月21日

初稿：2009年8月9日

撮影：バンコク

　“ カンナ ” の花の原産地は “ インド ” だと思い込んでいました。

少しばかりドギツイ趣のするカンナの花弁の彩りが、いかにもインドらしい “ かんばせ ” だと思っていた

のです。ところが、ＢＬＯＧを書くに当たって念のためにチェックしてみると・・・・・なんと！　原産地は

“ 亜熱帯アメリカ ” とありました。

於：バンコク・ラーマ９世公園

　とんでもない勘違いの理由は････その昔、誰かから教えてもらったことのある “ カンナと仏陀に纏わる

伝説 ” が僕の脳裏のどこかに残っていたからに違いありません。

　　　■ カンナと仏陀に纏わる伝説

　　　『仏陀の名声に嫉妬した悪魔がいました』

　　　『悪魔は、崖下で修行をしていた仏陀の頭上に岩石を落としました』

　　　『岩石は仏陀の頭上をかすめて、膝元近くで砕けて飛散しました』

　　　『岩石の破片が仏陀の足指に当たって血が流れました』

　　　『仏陀の血が崖下の大地に染み込み、赤いカンナが開花しました』

因みに、タイ語花名の『トン・プッタラクサー』は、『仏陀を護る花』を意味する合成名刺です。

於：バンコク・ラーマ９世公園

　カンナの原種は、亜熱帯アメリカ原産のダントク（檀特）だそうですが、コロンブスがアメリカ大陸を発見

した折に “ 檀特 ” をヨーロッパ大陸へ持ち帰って鑑賞用に改良したのが “カンナ ” の起源だそうです。

　日本の各地でもカンナの花を見ることができますが、これらは江戸時代にオランダから運び込まれたも

のらしいです。

於：バンコク・ラーマ９世公園

　８月６日は広島に原爆が投下された日です。

以前の拙ブログで触れたことがありますが、幼時だった僕が広島の郊外に疎開していた時にピカドンが

落ちました。中心地から離れていたので直接被爆は避けられたのですが、振動で落下した天井板や欄

間、吹き飛ばされた襖の下敷きになった僕は、一人で泣き喚いていたそうです。

於：バンコク・ラーマ９世公園

　広島の原爆を題材にした浄瑠璃に “ 広島に咲いた希望の花・カンナ ” という作品があります。

原爆が投下された広島には、今後１００年、草木は生えないといわれたそうですが、３ケ月後にカンナの花

が咲いたと云う事実を耳にした浄瑠璃作家が感動して書きあげた作品なのだそうです。

　そして現在の広島市では、世界平和を願ってカンナを植えていると聴いています。　カンナは、平和を象徴

する花だということを、この記事を書くことによって知ることが出来ました。　

於：プッタモントーン仏教公園

於：バンコク・スィーロム

《植物学上の分類》

科名	カンナ　　Cannaceae
亜科	-
属名	カンナ　　Canna
学名	Canna indeica hybrid
種名	-
和名	花カンナ
タイ名	トン・プッタ・ラクサー　（仏陀を護る花）
英名	Canna
原産地	亜熱帯アメリカ
性状	-
花色	-

読者の方から頂戴したコメント	hiro-1からのお返しコメント
■カンナいちばん上のお花がいちばんすきです＾＾神秘的で綺麗です。 Sawako 2009-08-11 11:33:54	■Sawakoさん僕もトロピカルなカンナよりも、ＴＯＰ写真のようなカンナに惹かれます。 hiro-1 2009-08-11 23:40:16
■そうです。いつもお世話になります☆ 初コメントです。多分。思わず・・・広島出身の義太夫奏者、野澤松也師匠が書かれました。平和の花・カンナ。やはり、広島のかたがたの原爆への思いはなみなみならぬものがありますね。毎年この時期になると思い出します。切ない、浄瑠璃でございます。世界で唯一原爆の本当の恐ろしさを目の当たりにした日本。戦争への深い反省と、それでも消えない平和への強い希望を感じるのです。るるる 2009-08-09 21:43:38	■るるるさん作者は “ 野澤松也 ” さんですか。教えて頂いて感謝です。機会があれば、“ 切ないお芝居 ” を鑑賞してみたいものです。 hiro-1 2009-08-10 02:48:53
■無題カンナにも随分淡い色のものがあるのですね。広島のカンナの話、初めて知りました。その花は当時、どれだけ人々を励ましたことでしょう。カンナの見方が変りました～。シャンティcoco 2009-08-09 18:14:40	■シャンティcocoさんこの事実を最初に報じたのは新聞記者で、彼が撮影した写真は、原爆記念館に展示されているそうです。機会があったら眺めてみたいと思っています。 hiro-1 2009-08-10 02:41:38
■カンナスピコは芝居をやっておりまして、芝居するときの名前はカンナなんですヽ(´∇｀)ノアメブロ以外では『カンナ』を使っているので、今回の記事がなんだか嬉しくなっちゃいました。お花のカンナの名前の由来は知ってましたが、改めて、スピコもカンナの名前にふさわしい人間にならなきゃなぁと思いました(^O^)　私のカンナの由来は、父親が大工なので、鉋から取ったんですけどね(^o^; スピコ 2009-08-09 11:37:22	■ピコさん大工さんの命である道具の名前を愛娘の名前にするなんて、お父さん凄い！　好い名前を頂いて、本当に良かったですね。 hiro-1 2009-08-10 02:37:15

読者の方から頂戴したコメント	hiro-1からのお返しコメント
■カンナいちばん上のお花がいちばんすきです＾＾神秘的で綺麗です。 Sawako 2009-08-11 11:33:54	■Sawakoさん僕もトロピカルなカンナよりも、ＴＯＰ写真のようなカンナに惹かれます。 hiro-1 2009-08-11 23:40:16
■そうです。いつもお世話になります☆ 初コメントです。多分。思わず・・・広島出身の義太夫奏者、野澤松也師匠が書かれました。平和の花・カンナ。やはり、広島のかたがたの原爆への思いはなみなみならぬものがありますね。毎年この時期になると思い出します。切ない、浄瑠璃でございます。世界で唯一原爆の本当の恐ろしさを目の当たりにした日本。戦争への深い反省と、それでも消えない平和への強い希望を感じるのです。るるる 2009-08-09 21:43:38	■るるるさん作者は “ 野澤松也 ” さんですか。教えて頂いて感謝です。機会があれば、“ 切ないお芝居 ” を鑑賞してみたいものです。 hiro-1 2009-08-10 02:48:53
■無題カンナにも随分淡い色のものがあるのですね。広島のカンナの話、初めて知りました。その花は当時、どれだけ人々を励ましたことでしょう。カンナの見方が変りました～。シャンティcoco 2009-08-09 18:14:40	■シャンティcocoさんこの事実を最初に報じたのは新聞記者で、彼が撮影した写真は、原爆記念館に展示されているそうです。機会があったら眺めてみたいと思っています。 hiro-1 2009-08-10 02:41:38
■カンナスピコは芝居をやっておりまして、芝居するときの名前はカンナなんですヽ(´∇｀)ノアメブロ以外では『カンナ』を使っているので、今回の記事がなんだか嬉しくなっちゃいました。お花のカンナの名前の由来は知ってましたが、改めて、スピコもカンナの名前にふさわしい人間にならなきゃなぁと思いました(^O^)　私のカンナの由来は、父親が大工なので、鉋から取ったんですけどね(^o^; スピコ 2009-08-09 11:37:22	■ピコさん大工さんの命である道具の名前を愛娘の名前にするなんて、お父さん凄い！　好い名前を頂いて、本当に良かったですね。 hiro-1 2009-08-10 02:37:15