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Eucrosia bicolor


HP編集略号eucrosia bicolor1.htm

和名: −

英語名:Eucrosia bicolor  タイ名:ワーン マハーラープ 
改編:2017年5月23日  初稿:2012年1月21日 撮影:プラプラデーン



  数日前の夕暮れ時、バンコク首都圏とサムットプラカーン県を結ぶチャオプラヤー川

の高架橋を車で渡って、隣県のプラプラデーン地区の水上マーケットをぶらつきました。

外国航路の貨物船が入港しているバンコクの商港から渡船を利用すれば、僅か数分で

到着できる田舎風の魅力的な場所なのですが、現地の船付場からの交通の便が良くな

いために、外部から訪れる人はとても少ないようです。


チャオプラヤー川の高架橋を渡ると、サムットプラカーン県のプラプラデーンです。


 水上マーケット内の食堂で、太麺のタイ風きしめん鶏肉あんかけ(注1)と海老のさつま

揚げ(注2)を食べた後、いつものように腹ごなしの散策をしながら、気儘に植物を見て

廻るのが僕のささやかな楽しみです。


  (注1)タイ語名: クアイティアオ・センヤイ・ラート・ナー・ガイ、(注1)タイ語名: トート・マン・クン


首都バンコク・チャオプラヤー川の対岸に残る田舎の風景


  食事を終えて、水上マーケットから少しばかり離れた人通りの少ない田舎道を散策して

いると、赤錆びたブリキ板で作られた垣根の下辺りに、細い茎の先端に奇妙な形をした

赤花がグシャグシャ状態になって咲いているのを発見! 今まで何度も散策したことのあ

る田舎道なのですが、気付くこともなく見過ごしていたようです。


グシャグシャ状態で咲いていた見知らぬ赤花


  行き交う人も殆どいない場所なので、花の名前を訊ねるような人とていません。

今までの経験からすると、花名が分からないまま打遣らかしてしまうと、写真ファイルの

『 不明の花 』 の中で未来永劫塩漬けになってしまいそうなので、祈るような気持ちで誰か

が通りかかるのを待つことにして、その場で暫し休憩です。


  魔法瓶の冷水で喉を潤していると、ガール・スカウトの制服を着た2人の小学低学年の

女児が近付いて来ました!! 『 こんにちは 』 と声をかけると、恥かしそうに身体をくねら

せながら、それでも礼儀正しく両手を合わせて合掌(ワイ)を返してくれました。

       僕   『 この花の名前を教えて欲しいのだけど・・・ 』

       女児 『 ウーン・・・・・・・分からない・・・・・・ 』


1本の茎の先端に幾つもの赤花や蕾が取り付いています。


  2人の女児と分かれてから、ピンク色のブーゲンビリアと鳳凰木(ハーン・ノック・ユン・ファラン)

の黄花が咲き誇る路地の光景に目を細めながら、自分の車を置いてある駐車場へ戻って

いると、さっき分かれたばかりの女児が、『 小父さん! 小父さん! 』 と呼びながら追っ

て来るではありませんか。


     女児 『 あのね、あの花の名前はね、マハー・ラープだって 』

     僕   『 マハー・ラープなの! 教えてくれてありがとう、嬉しいな! 』

     女児 『 何でも知っているお母さんが教えてくたの 』


蕾が開くと6枚の花弁に割れます。


  『 マハー・ラープ 』 は、『 最高の幸運 』 を意味するタイ語です。タイ社会では、此の花

を 『 吉兆の花 』 として位置づけていることが、花の名前から覗えますね。


  この花に関する今日唯一の情報でしたが、これだけ分かれば何とか調べることが出来

るというものです。 自宅のコンドーに戻って、タイ人男性庭師から仕入れた話と検索で得

た情報を合わせると、此の花の輪郭が、おぼろげながらも浮かんできました。


花弁が完全に開花すると漏斗の形になるそうです。


  コンドーのタイ人庭師に訊くと、この植物の名前を呼ぶ時は、花名の前に球根を意味す

るワーン を付加して、『 ワーン・マハー・ラープ 』と呼ぶべきだと言います。 あまりにも

真剣な表情で強調するので、その理由を訊ねるとタイ語で滔々と喋くり始めました。


 『プルーク ペン マイプラダップ ペン ワー スィアン ターイ チョークラープ・・・・・・』


  説明が難しくて半分程度しか分からなかったのですが、この球根花は、装飾花でもある

が、願い事が成就するか如何かを占う植物として植えるものらしく、その球根には、水難や

災難から逃れられるありがたい吉兆が宿っている・・・と言うことのようです。





  彼の親切な説明にもかかわらず、信仰心の薄い僕には、『 アーそうですか・・・ 』 と

言う程度の応えしか出来ないのが・・・誠に申し訳ない思いです。


  それはそれとして、此の花の日本名があるのか如何か? そして、日本でも咲いている

のかどうか? いいろいろと自分なりに手を尽くして調べたのですが、結局何も分かりませ

んでした。


 学 名  Eucrosia bicolor Ker-Gawl.  (エウクロシア・ビコロル)
 科 名  Amaryllidaceae  (ヒガンバナ科)
 属 名  Eucrosia  (エウクロシア属)
 タイ名  マハ−・ラープ (意味:最高の幸運)
 原産地  南アメリカ





読者の方から頂戴したコメント


hiro-1からのお返しコメント


■ヒガンバナ科なんですネ。
なんとなくそんな気がしてましたが、とても綺麗そうですね。
何処の国でも可愛い子供が多いのですね、ありがたいですね。
「老神」風 2012-01-21 08:49:37


「老神」風さん
タイ児童の合掌スタイルは本当に可愛いです!
hiro-1 2012-01-22 03:40:36

■無題
彼岸花の類のようですけど日本名はないようですね。
ちゃ〜ん 2012-01-21 10:03:43


ちゃ〜んさん
四季のある日本では育たない花かもしれませんね?
hiro-1 2012-01-22 03:36:35


■無題
子供の頃、墓場でよく見た花に似ています。
あれが彼岸花だったんだろうか。
架空 2012-01-25 11:42:53


架空さん
植物分類を見ると Amaryllidaceae とありますのでヒガンバナの仲間だと思うのですが・・・
hiro-1 2012-01-31 13:30:53  

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