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HP編集略号hyoutan1.htm

和名:−

英名:Gourd Tree タイ名:Tiin Pet Farang
改編:2017年7月7日  初稿:2017年1月18日 撮影:バンコク


  バンコクの陸運局で一年一度の車両税納付を行った帰りに、近くの王妃公園に立ち寄

ったところ、 無料駐車場が有料駐車場 (3時間以内50バーツ≒150円) になっていまし

た。 
以前は午前と午後の日差しで変化する花木を、時間を気にすること無く、じっくりと

観察できる公園だったのですが・・・・最近のなんでもコスト・アップの流れから止むを得な

い処置とは思いますが・・・・一寸残念です。



シリキット王妃殿下の公園と記された門標 


  大理石らしき石造門には、王妃殿下の長い名前の頭部分(注)を冠した公園名が表示さ

れているのですが、此の公園が好きな僕を含む外国人の多くは、『Sirikit公園』と短く呼ぶ

人が多いようです。  (注) Somdet Phra-nang-jao Sirikit


瓢箪の木の仲間・タイ語名 :西洋のアヒルの足裏


  風通しの良い小休憩の場所を求めてブラ歩きしていると、楕円形の果実がぶら下がる

花木が目に入りました。 幹に巻き付けてある標識板を見ると、タイ語の通称名と世界に

通用する植物分類上の学名と科名が幹にぶら下っています。


花木の幹に取り付けられた標識板


  標識版には次のような内容が記されています。

 タイ名   Tiin Pet Farang  意味:西洋アヒル
 学 名  Crescentia alta HBK .   −
 科 名  BIGNONIACEAE  意味:ノウゼンカズラ科


  タイ語名の Tiin Pet Farang を見て、数年前に此の花木の記事をブログ投稿したことを

思い出したのですが、寄る年波の所為で、どのような内容の記事を書いたのか思い出す

ことが出来ません。


2013年11月5日投稿記事『人懐っこいリス』に掲載した写真


  自宅に戻ってアメブロの投稿記事を確認したところ、投稿したのは、2013年11月5日、

記事タイトルは『人懐っこいリス』。 掲載写真四枚の内の三枚は、幹上を走るリスの写真

ですので、読者の方のコメント(下記)も栗鼠に集中していました。
   


  ■だるまさんが転んだ♪ …みたいなリスですね。横浜でも鎌倉に接している
    あたりは、外来のリスが多くなって問題になっているようです。ヒョウタンの木は、
    あたかも太い木の枝に他で採ってきた何かの実を干しているような佇まいですね。
    面白いです。 kii 2013-11-05 20:42:00 


  ■伊豆にも台湾リスが繁殖しているんですよ。 ミカンとかを持っていくんですよ。 
    いろんな鳴き声をするし・・・。 ちょっと見た目は可愛いですが、昨年は庭のツツジ
    の木の中に巣をつくっていたと植木屋さんが言ってました。 ワイワイ 2013-11-05


  ■リスの匍匐前進(?)、可愛いですねー!なかなかこんな姿、お目にかかれません。
    (リスは必死なのでしょうが・・。^^;)それにしても、「夜に咲く花」というのが、とても
    気になります。もし夜に見られたら、アップ、お願い致します。^^
    シャンティcoco 2013-11-05 07:12:39


  と言う訳で、本日の記事は、続編 Tiin Pet Farang として書き足して置くことにしました。


太い幹の節から直接ぶら下がる果実


  此の常緑小高木(≒5m)の英語名は、Mexican Calabash、或いは、Gourd Treeとあり

、ヒョウタンの木の種類に属するようです。でも僕のような素人には、中央が縊れていない

こともあって、瓢箪ではなく、ジャックフルーツの仲間に見えなくもありません。


  Tiin Pet Farang の特徴は、太幹から直接ぶら下がる砲弾型果実にあるのですが、

その様子が奇妙奇天烈に見えて滑稽ですらあります。 よく見れば、常緑葉も小枝から対

生するのではなく、太枝の節から何枚もの葉が直接生えているのがなんとも面白く見えて

しまいます。


太枝の節から何枚もの葉が直接生えています。


  果実が幹から直接ぶら下がるという事は、当然ながら花序も花弁も、幹から直接発芽

することになります。最初は異なる植物の着床か寄生かと思ったのですが、よくよく観察す

れば、間違いなく太幹の節から直接発芽しているのが分かります。(上写真)



花も太幹の節から直接開花してします。


  タイ語の通称名である Tiin Pet Farang の意味が『西洋アヒルの足裏』であることは、

既に冒頭で触れましたが、その由来は『夜に開花する花弁の形状にある』という記述を

見つけました。 しかし、朝方に撮った上掲の花弁は、先端が窄んでいるために『アヒルの

足裏』の由来を確認することが出来ません。



  前回の拙ブログをお読みになったシャンティcocoさんから、『夜に開花するのを見たら

アップお願い!』とのコメントを頂戴していたのですが、未だに確認することが出来ないまま

になっています。
 その後、開花した後に落下した花弁を見る機会があったのですが、

アヒルの足裏を一度も見たことのない僕は、どこが? どのように? 似ているの?

か、いまひとつ分からないままになっています。



開花した後に落下した花弁


  直径15cm〜20cmもある砲弾型果実は、お土産用の食器、民芸品、マラカス等に加工

されるようですが、食用に供されることはないと聞きました。 美味しくないからとの説もあり

ましたが、果実に含まれる種子に “毒” が含まれていると言うのが原因のようです。

その果実を美味しそうに齧る栗鼠(リス)を見ていると、 “毒” が含まれているなんて、

とても信じられないのですが・・・・人間だけに有害な毒素を含んでいるのかも・・・ですね。



瓢箪の木の植物上の分類名
 科名  BIGNONIACEAE ノウゼンカズラ科
 属名  フクベノキ属
 学名  Crescentia alta HBK. 、 Parmentiera alta 
 種名    − 
 和名    −
 英名  Mexican Calabash、Gourd Tree (瓢箪の木)
 Tecomate、Jicara、Morro
 タイ名  TiinPet Farang  意味:西洋アヒルの足裏
 和名    −
 別名    −
 漢名    −
 原産地  メキシコ、コスタリカ
 性状    −
 用途    −
 花言葉    −





読者の方から頂戴したコメント


hiro-1からのお返しコメント


■無題
コメントをしておきながら、失念しておりました。失礼しましたww^^; 幹からにょきっと葉や蕾が! なんだかすごく原始的な感じがします。幹にちゃんと穴(?)が用意されているのか、幹の固い肌を破る力が葉にも蕾にもあるのか? こんな木が日本にもあったら、一年中見てみたいです。^^ ちなみに、私にはアヒルの足裏に見えるというのがわかる気がします。笑  でもって、リスは今回見ても、やっぱり可愛い♪
シャンティcoco 2017-01-18 22:09:11


■シャンティcocoさん
そうですか? アヒルの足裏に見えるのが分かりますか! でも、タイのアヒルと西洋のアヒルの足裏のどこが違うのか? 僕にはやはり分かりません。
hiro-1 2017-01-20 01:23:38


■ヒョウタンノキ
ヒョウタンだけどツルではなくて木になるのですね。インドネシアでは見かけたことがないなあと調べると、バリで見たという記事を発見。インドネシアでも生育するようです。* 我が家にはアヒルがいるのですが…なかなか触らせてくれないので、アヒルの足の裏をみたことはありません。 ドラゴンフルーツの花も夜に咲いてすぐ落ちてしまいますし、夜に咲く花を写真にとるのは難しいものですね。
サマサマセナン・プロジェクト☆岡本みどり


■サマサマセナン・プロジェクト☆岡本みどりさん
インドネシアでも幹からぶら下がっているのですね。南半球とは言えども、タイと似たような環境ですから、なんとなく目に浮かぶような気がします。タイのドラゴンフルーツも、夜七時過ぎに咲くことが多く、その時間にうまく木偶合わすのが大変です。
hiro-1 2017-01-23 01:24:08



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