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HP編集略shiran1.htm

和名:コウトウシラン

英語名:Spathoglottis タイ名:クルアイマーイ
改編:2016年6月29日 初稿:2009年8月25日 撮影:タイ・カンチャナブリー



カンチャナブリを旅した折に、ピンク色、黄色、白色の色違いの花弁を咲かせた花が、路傍の端っ


こに地生しているのを見つけました。





僕 『 この花の名前は何ていうの? 』


妻 『 紫ランの色違いの仲間だと思うけど・・・・・・ 』


僕 『 紫色とは似ても似つかぬ色なのに、どうして紫ランなの? 』


妻 『 葉っぱの形が紫ランと同じに見えるから・・・・・・ 』




言われてみれば、確かに葉っぱの形は “ 紫ラン ” に似ているのですが、花弁の色種類に桃色

、黄色、白色があるのに、何故に “ 紫ラン ” の仲間なのか理解できません。 ぼくのそんな疑問

に、家内は 『 葉っぱの形が似ている・・・ 』 と繰り返すばかりで、今ひとつ説得力がありません。


  僕 『 ランの花は、岩や樹の幹に寄生して生きるらしいよ 』

  妻 『 ランは着生ランなの。寄生ランなんて聞いたことがないわ 』

  僕 『 着生も寄生も同じようなものだよ 』

  妻 『 着生ランは、自ら空気中の水分を吸収して生きるの 』

  僕 『 寄生もそうじゃないの 』

  妻 『 寄生した場所の養分を吸って生きるのが寄生。違うでしょう! 』


妙に説得力のある説明をしてくれた妻ですが、紫ランの説明は、葉っぱが似ているからと言い続け

るだけで、別の観点からの説明がありません。




ランが岩や樹の幹に “ 着生 ” する花だとすれば、目前の路傍の端っこに “ 地生 ” している黄色

、白色、桃色の花を “ ラン ” の花だと言う家内の意見は矛盾するのではと畳みかけると・・・・・・


  妻 『 ランの花の多くは着生ランだけど、地生ランもあるの 』

  僕 『 それにしても、花弁の形がランらしくないのでは? 』

  妻 『 花弁が6枚、内一枚が異形だし、ランの花弁の特徴を備えているわよ 』



妻の説明は、“ ああ言えば、こう言う ”、“ こう言えば、ああ言う ” の繰り返しなので、納得できな

いことが多いのですが・・・所詮、僕はいつも言い負かされてしまうことになっています。


  僕 『 白色、桃色、黄色のランを紫ランと呼ぶ気にはなれないね 』
  
  妻 『 紫ランの原種の派生だと思えば良いのよ 』
  
  僕 『 貴重な原種が路傍の端っこに咲いている訳がないだろう 』
  
  妻 『 だから、原種の派生だって言ったでしょう 』


結局、数ヶ月が経った今になっても、僕から見れば、何が正しいのかサッパリ分からない侭の状態

が続いているのですが・・・・・・どうもランの種類であることだけは認めざるを得ないようです。


しかし、この色違いの花が本当に “ 紫ラン ” なのかどうかは、僕は未だに 『 知らん 』 状態のまま

なのです。 簡単に妥協しない妻ですが、どうやら、妻も絶対に『紫ラン』だと言い切るほどの自信

はないような・・・・そんな感じがしないでもありません。



ご存知の方、教えて頂ければ嬉しいのですが・・・・




追記
  
困った時の神頼みではありませんが、今回もブログ読者のカオヤイさんからコメントを通じて、此の

花の名前を教えて頂きました。感謝感激です。



   こんにちは、
   
   この花は、ラン科Spathoglottis属だと思います。(多分園芸種)
   
   Spathoglottis affinisは、黄色の花でカオヤイで自生しています。

   http://khaoyaim.exblog.jp/7522219/
   
   いわゆるシラン(紫ランまたは、紫欄)は、Bletilla striata で、属が違いますね。


カオヤイさんからの情報に基づいて和名を調べると、コウトウシラン(紅頭紫蘭)でした。

紅頭紫蘭の名前の由来は、紫蘭に似たこの花の産地が台湾の紅頭嶼(ほんとうしゅい)、或いは、

蘭嶼島(らんしゅいとう))に産することから来ているようです。


タイのコウトウシラン(紅頭紫蘭)には、Spathoglottis Blume と Spathoglottis affinis De Vriese;

Spathoglottis lobbiiの二種があるようです。 


前者は、ヒマラヤからニューカレドニア、南北はオーストラリアから沖縄にかけての広い地域に

分布する地生ラン(46種)で、多数総状につける花色は一色ではなく豊富。一方、ビルマ、タイ、

マレー半島に分布する後者の花は、黄色で紫色の筋がある花弁をつけるとあります。


上記の説明から類推すると、今回僕が見た紫花、白花、黄花は、前者のSpathoglottis Blume

だと思われます。 黄花は、後者のSpathoglottis affinisの特徴を備えてはいますが、紫色の

筋が認められないことから、前者のSpathoglottis Blumeであろうと仮定しました。


コウトウシランの仲間と思われる学名:Spathoglottis plicata と 学名:Spathoglottis plicata Blume

は、前者が環境省絶滅危惧種、後者が沖縄県の絶滅危惧種に指定されているとの記述がありま

した。 しかし、僕がタイの田舎の路傍で見たコウトウシランは、雑草に混じって何気なく咲いていま

したので、絶滅危惧種とは違うと思います。



ついでに、純正・紫蘭(シラン)の植物分類を調べて見ました。

シラン科、シラン属(Bletilla)、学名:Bletilla striata(Thunb.)Rchb.f.、種名:B.striatastriata、

英名:urn orchid、性状:地生ラン(宿根草)


純正・紫蘭(シラン) コウトウシラン (紅頭紫蘭)


       やはり、純正・紫蘭(シラン)とコウトウシラン (紅頭紫蘭)は別物ですね。



《 コウトウシラン (紅頭紫蘭)の植物名分類 》
 科名  Orchidaceae ラン科
 亜科  Epidendroideae
 属名  Spathoglottis  スパソグロッチス属  
 学名  Spathoglottis Blume    参考:Spathoglottis affinis
 種名  −
 タイ名  クルアイマーイ
 和名  コウトウシラン (紅頭紫蘭)
 別名  −
 英名  Spathoglottis
 分布  東西はヒマラヤからニューカレドニア、南北は豪州から沖縄まで。
 性状  地生ラン、葉は細長披形。 約40種あり。
 花色  花色は豊富。花弁を多数総状につける。
 花言葉  -





読者の方から頂戴したコメント


hiro-1からのお返しコメント


■シラン
こんにちは、この花は、ラン科Spathoglottis属だと思います。(多分園芸種)
Spathoglottis affinisは、黄色の花で、カオヤイで自生しています。
http://khaoyaim.exblog.jp/7522219/
いわゆるシラン(紫ランまたは、紫欄)は、Bletilla striata で、属が違いますね。

カオヤイ 2009-08-26 12:33:53


■カオヤイさん
やはり、シランではないのですね。勉強になりました。ありがとう御座いました。

hiro-1 2009-08-27 00:17:23 


■ご夫婦の素敵な日常会話です(^o^)
見習わなきゃ!それにしても勉強になります☆いつも有難うございます(^o^)

ダヤン 2009-08-26 02:15:35


■ダヤンさん
年寄り夫婦二人だけの静かな異国生活ですので、ダヤンさんの御家庭のような活気溢れた賑やかさが羨ましくなります。

hiro-1 2009-08-26 02:35:28


■裏hiro-1ファン奥さま、
積年の恨み?をここぞとばかりに晴らしているのでしょうか?「敵地」に乗り込み、わざと?してやられている?hiro-1さんの懐の深さにも頭が下がります。どちらにせよ羨ましいご夫婦です…(勝手な想像で失礼しました)
kii 2009-08-25 21:29:39 


■kiiさん
明日は二人して二度目のムアン・ボラーンへ行く予定です。家内は花の撮影、花に弱い僕はアユタヤの復元遺跡の撮影です。精々仲良く楽しむつもりです。

hiro-1 2009-08-26 02:17:15 

 
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