HP開設の御挨拶

自己紹介

主題名別の目次 (年月日順)

花木名別の目次

トップページ


可哀想な名前のニンニクカズラ  



HP編集略号karajiumu1.htm

和名:カラジウム

英語名:Fancy leafed caladium タイ名:ボーン・スィー 
改編:2016年10月1日 初稿:2011年5月7日 撮影:バンコク


 5月に入って、バンコクも日中の最高気温が35℃(最低気温28℃)を突破、酷暑の日々が続く

ようになり、シャワーを浴びる回数が、朝、昼、夕、夜と日を追いようにして増えています。シャワー

を終えてから、バルコニー上段縁の花壇にある植木を眺めながら、身体を冷ますのが日課になっ

てきました。     


 @ 午前中の撮影


 上掲写真の植物は、英名 Fancy leafed caladium 、 日本ではカラジウムと呼ばれているようです

ね。 タイではボーンスィー(意味:、色の付いたサトイモ)の名前で呼ばれています。


 今朝の寝起きのシャワーの時は全く気付かなかったのですが、午前十一時前のシャワの後に

何気なくボーン・スィーを見遣ると、見たこともない形をした白花(?)が風に揺れているではありま

せんか!



A午前10:40撮影


 5月2日の昼過ぎ、あまりの暑さに耐えかねて2度目のシャワーを浴びてからボーン・スィーを観察

すると、白い苞葉の中に肉穂花序が垂直(下写真) に立っていました! 予期せぬ姿に吃驚して、

部屋の奥にいる家内に大声で訊ねました。
 
     僕 『 ボーン・スィーの鉢の中に、スパティフィラムを植えたの? 』
     
     妻 『 何も植えていないわよ 』
     


 B5月2日13:58 仏炎苞の中に肉穂花序!


ボーン・スィーの鉢の中に咲いた白い苞花(?)の根元の括れと膨らみを見た妻が言います。

   『 スパティフィラムの花ではなく、ボーン・スィーの苞花ね 』

   『 我が家のボーン・スィーに苞花が咲くなんて久し振りね 』


C5月3日11:34 萎れてしまった仏炎苞


 5月3日の昼前、バスローブを羽織るのももどかしくバルコニーを覗き見ると、なんと、純白の

仏炎苞が茶色に変色して萎んでいるではありませんか!あまりにも早過ぎる衰退です。


 5月4日の早朝4時頃、バンコク都心を豪雨が襲いました。心配になってバルコニーを覗くと、

根元から折れてしまった仏炎苞が、赤い錦模様のボン・スィーの葉の上に倒れて横たわっていま

した。 『 花の命は短くて・・・』 と言いますが、本当に哀れなほど短い命の苞花でした。


D5月5日11:34 こぼれ種のトレニアが根付いていました!


 5月5日はタイの現国王が戴冠された記念日となるために祝日でした。ボーン・スィーの鉢を

覗き込むと、風で運ばれたと思われる小さなトレニアの緑芽が二つ、そして、白紫の小花が一輪

だけ顔を出していました。 僅か数日で去っていったボーン・スィー(和名*葉錦)の生まれ変わり

だと思って、これからは、こぼれ種のトレニアの成長を見守ってあげることにしましょう。


葉錦(ハニシキ)の植物名分類 》
 科名  サトイモ科 Araceae
 亜科  -
 属名  カラジウム属 Caladium
 学名  Caladium bicolor Vent.
 種名  -
 タイ名  ボーン・スィー
 和名  ハニシキ(葉錦)、ニシキイモ(錦芋)、ハイモ、白鷺
 別名  -
 中国名  -
 英名  Fancy leafed caladium
 原産地  中南米、南米、 分布:熱帯各地の熱帯雨林
 性状  塊茎植物、多年草、高さ30-45cm,、葉は里芋の形、葉柄は様々な班模様
 花色  -
 花言葉  歓喜、喜び





   読者の方から頂戴したコメント


   hiro-1からのお返しコメント


■初めて見ました!
カラジウムの花ってこんな花なんですね。スパティフィラムのようなお花・・・きれいですね。バンコクは気候が合っているからでしょうか・・・トレニアも一足先に夏のお花♪ じっとり汗をかいた後のシャワーは気持ちよいものですが、体力消耗しそうですね。お体にお気をつけ下さい。。。
シロ 2011-05-07 09:56:06


■シロさん
バンコクは今日(日曜日)も暑いです。湿度が高い所為だと思いますが、現在の体感温度値は37℃を突破しています。水シャワーを浴びて生き返るしかありません。
hiro-1 2011-05-08 15:45:40

inserted by FC2 system