日本に一箇月ばかり帰国してバンコクに戻ると、我が家のバルコニーで三つの変化が起こっていました。 |
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ブーゲンビリアの枝木の上に、二羽の長しょう鳩の雛が孵化していたこと。
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A |
小さな苗だったコリウスが40cm前後の背丈に育っていたこと。
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B |
一ケの花も咲いていなかった四代目トレニア が50ケもの花を咲かせていたこと。
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可憐な花を咲かせた 『 初代トレニア 』 は、その後も緑色の種皮を幾つも付けてくれました。花が落ちて、
種皮茶色に変色したので、なんとなく採取、さしたる考えもなく保管。多量の雨を伴う暑季後半に、育て方も
分からないまま素焼きの鉢になんとなく撒いて置きました。 |
トレニアの花が落ちると緑色の種皮が幾つも発生。 色違いも着生していました。 |
『 初代トレニア 』 が咲かせた花の数は10ケ程度、『 二代目トレニア 』は20ケ程度、
三代目も似たり寄ったりの25ケ程度の花を咲かせてくれました。 |
初代トレニアの種子から咲いた二代目トレニア =20ケ程度の開花= |
根っからの不勉強でよく分からなかったのですが、我が家の『 トレニア 』
は、多年草では
なく一年草でした。毎年のように種子を撒いてやらないと花を咲かせてくれないのです。 |
二代目トレニアの種子から咲いた三代トレニア =25ケ程度の開花= |
もっと多くの花が咲きそろって欲しいと願うのですが、どうも思ったようになりません。
暑季がもたらす雨量の多少に影響されるのか?それとも、肥料の撒き方が不十分なのか?
はたまた、土壌がトレニアにマッチしていないのか? 何もかも分からないことばかりです。
『 三代目トレニア 』 の種皮を撒いてから何ヶ月も経過した残暑厳しき頃、日本へ一時帰国。
1ケ月後にバンコクに戻ると、四代目トレニアに、なんと、50ケ以上の花(下写真)が咲いて
いたのです! |
東京に一時帰国中、同じ町内の花の栽培が大好きだと仰る60歳代の御婦人に聞くと、
トレニアの花を咲かすコツは、水切れは駄目、適宜肥料を与えること、 とのことでした。 |
バンコクを離れていたので肥料を与えることは出来なかったのですが、この時期のバンコク
は雨季の真只中、それが大いに幸いしたと思われます。
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次世代の『 五代目トレニア 』 の時は、水は当然としても、肥料を適宜与えることにして、四代目
トレニアが咲かせた50ケ以上の花を咲かせてみたいと思います。 |
科名 |
Scrophulariaceae |
ゴマノハグサ科 |
属名 |
Torenia |
ツルウリクサ属、トレニア属 |
学名 |
Torenia fournieri |
トレニアフルニエル |
英名 |
Blue wings Wishbone flower |
− |
和名 |
夏スミレ、ツルウリグサ、パンダスミレ |
ハナウリグサ(花瓜草)、ムラサキミゾホウズキ(紫溝酸漿) |
タイ名 |
Weewo mayuraa |
ウエーオ マユラー (孔雀の眼球の輝き) |
性状 |
非耐寒性一年草、草丈20cm〜30cm |
花色は濃青の他に淡青、桃、黄、白 |
分布 |
インドシナを中心とする東南アジア、 |
アフリカに40種分布 |
花言葉 |
可憐・愛嬌温和 |
ひらめき・可憐な欲望 |
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